2021.07.08 お寺のまいにち
皆さんこんにちは、本日も國相寺ブログをご覧頂きありがとうございます。
焙烙灸祈祷のご案内です。
焙烙灸とは
7月の土用の丑の日にお経の書かれた素焼きの皿をかぶり、その上にモグサを置き
火をつけて加持祈禱を行い、頭痛封じや無病息災を祈念するものです
もともと祈祷の世界では「人の頭の中に鬼神が侵入しその精気を喰らい、我が身を養う」
また「頭痛に五鬼あり、頭痛には悪鬼の障りによって起こる」と言われ
「原因不明の頭痛やめまいに悩まされるが故に加持祈祷の威力と
モグサより立ち上がる煙に鬼神は怖れをなして退散し、頭痛は治る」と語られてきました。
焙烙灸祈祷とは、その障りを除いて頭痛を治し、無病息災を祈念いたします。
頭痛だけにとどまらず、諸病の平癒・邪気や邪霊退散、
子供さんの疳(かん)封じ、暑気の疲労(夏バテ)回復等を祈念する祈祷でもあります。
焙烙灸日程
日時:7月28日(水)土用の丑の日午前10時より
※素焼きの皿を頭に乗せますが熱いので各自手ぬぐいやハンカチ等をご持参ください
※お経は5名ごとに随時行います(11時半最終受付)
年々夏の気温がどんどん上がっていますが今年の夏も元気に過ごせるよう
ぜひお越しください!