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2022.06.21 お寺のまいにち

國相寺 法燈継承式(6月4日)

皆様こんにちは、本日も國相寺ブログをご覧いただきありがとうございます。

令和4年6月4日(土)國相寺 法燈継承式(住職交代式)がありました。

数日前より國相寺檀信徒の方々やお寺のお上人様方が準備やリハーサルに来てくださり

当日はコロナ禍にも関わらず、沢山の方々がお祝に来てくださいました。

本当にありがとうございました。

心配していた天気も綺麗な晴れ空で最高の法燈継承式日和でした!!

まず、新住職が國相寺総代さんのご自宅からお寺までをお稚児さんと練り歩く稚児行列を行いました。

朝早くから多くのお稚児さんとご家族の方が準備に来てくださいました。

子供たち皆一生懸命お寺まで歩くことができました。

稚児行列にご参加いただいた皆さんありがとうございました!!

その後、本堂で法要がありました。

前住職 正英上人から現住職 正静上人へと代々住職が引き継いでいる払子や過去帳を授与され

無事に住職しか座ることのできない本堂の真ん中の席へ座られました。

33歳での住職就任となった正静上人なのでまだお若いですが、

お参りに来てくださっている方はご存知の通り誰にでも優しく、頭が良く、行動力があり

いつもお寺の為に、檀信徒さんの為に精進されていらっしゃいます。

世界三大荒行と言われる日蓮宗の大荒行堂も100日満行されてます。

何に悩んでいてもいつも100%の答えを教えてくださいます。

そんな中、お寺と皆様との関わりは時代と共に変化し「寺離れ」「墓離れ」という言葉も出てきてしまいました。

巷ではお上人を「坊主」なんて呼ぶ失礼な人もいます。

お寺のこともお上人のことも何も知らない人たちは簡単に蔑む言葉を使います。

引っ叩いてあげたいくらいありますが、それだけまだまだ伝わっていない人が多いのだなと感じました。

私が考えるお寺は実家です。お寺にくると亡くなったおじいちゃんおばあちゃんがいて

小さい頃を知ってるお上人さんやお寺の人たちがいて、たわいも無い話の中に心を潤わせまた学校や仕事を頑張る。

そういう場所だと思っています。あまりお寺に行ってないなとか、お参りして無いなと感じた人がいたら

子供を連れて遊びに行く感覚で気軽に行ってみてほしいです。

私もまだまだ修行の身ですので、皆さんと一緒にこれから「心の豊かな時代」にできるよう精進していきたいです。

そして一緒に年取っておじいちゃんおばあちゃんになった時、昔話なんてしたいですね(^^)

「坊主!!」なんて言ってしまったことがある方はまずそこから直してお寺へ来てくださいo(`ω´ )o

写真はこれからインスタグラムに少しずつアップしていきたいと思います!

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