2021.02.17 お寺のまいにち
皆さんこんにちは、本日も國相寺ブログをご覧頂きありがとうございます。
先日2月16日は日蓮聖人がお生まれになってちょうど800年でした。
その記念に日蓮聖人がお生まれになった千葉の「誕生寺」さんで
御降誕を祝う式典が行われました。
コロナ禍ということがあり、代表者のみでの開催となりました。
※YoutubeでもUPされておりますので是非ご覧ください。
日蓮聖人は1222年2月16日に現在の千葉県鴨川市小湊の漁師の家にお生まれになりました。
その日は2月にも関わらず、蓮の花が咲き、庭先には泉が湧き出し、鯛の大群が集まったと伝えられています。
これを三奇瑞(3つの不思議なこと)といいます。
日蓮聖人は12歳に仏修行へ進むまでこの地で暮らしていたそうです。
今年は6月に佐賀県で団さんを組み日蓮聖人がお生まれになった「誕生寺」さんや
日蓮聖人を描く歌舞伎を見に行く予定にしておりますが
予定通り開催されるのか、中止になるのか、延期になるのかはまだ未定だそうです。
檀信徒の皆様もとても楽しみにしていらしたので行けると良いのですが…
800年という節目の年にこのような世界になっているというのは
何か私たちに教えをいただいているような気が致しますね。
コロナの終息やワクチン接種をただ待つのではなく
自分が今できることは何か。
そのことに1人でも多くの人が気づくことで
コロナ禍の時代が少し変わるのかもしれません。