2021.02.17 お寺のまいにち
皆様こんにちは。
本日も國相寺ブログをご覧いただきありがとうございます
3日は当山にて「初午大祭」を行いました。
以下引用
初午(はつうま)とは、一般的に、初午の日に行われるお祭りや風習をさします。
初午ということばは、2月最初の「午(うま)の日」からきています。和銅4年(711年)2月初午の日に稲荷大神が稲荷山に鎮座したゆかりの日なので、その年の2月最初の午の日を初午と呼びます。初午の日にちは、その年ごとに変わります。
初午には、全国各地の稲荷神社で「初午祭」というお祭りが行われます。稲荷神社に祀られている穀物の神様が初午に降臨したとされることから、初午に稲荷神社を参り、五穀豊穣を祈るようになりました。
稲荷神社の「稲荷」は「稲生り」に由来するとされ、「おいなりさん」と親しみをもって呼ばれています。
午の日の数え方
昔は日付を十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳 ・午・ 未・申 ・酉・ 戌・亥)に当てはめて数えていました。
「子」「丑」「寅」と続いて「亥」で一巡すると、「子」に戻ります。このように日付を数え、2月の最初にやってくる「午」の日が「初午」です。
2021年の初午は2月3日(水)
初午の由来は京都・稲荷山の麓に位置する「伏見稲荷大社」にあります。全国に約30000社あるといわれている稲荷神社の総本宮です。
奈良時代の711年(和銅4年)、初午の日に穀物の神様「稲荷大神」が稲荷山に鎮座されたとされ、稲荷大神を祀るために初午に執り行われる「初午祭」が全国に広がったといわれています。春の兆しが感じられる初午に、その年の豊作を願って稲荷神社を参拝する習慣が現在も続いています。
地方によっては初午祭を旧暦で行う稲荷神社もあります。また、2月2回目の午の日(二の午)、3回目(三の午)にも祭礼を行うところもあります。
稲荷神社といえばキツネを思い浮かべる人も多いのでは。ただし稲荷神=キツネではなく、キツネは稲荷神の使いといわれ神様を守る存在です。
豊作を願い稲荷神を祀る風習と、稲荷神の使いであるキツネが家を守ってくれるという考えから稲荷信仰が広がりました。
稲荷神はもともと五穀豊穣の神様ですが、今では商売繁盛、産業興隆、家内安全、交通安全、芸能上達の守護神として信仰されています。そのため、「初午祭」では、五穀豊穣だけではなく様々なご利益を祈願するために多くの人が稲荷神社を訪れています。
國相寺には楠森稲荷大明神様をお祀りしております。
是非、来年また初午の日にはお参りください。